同時的音喩:1つの表現に2つ以上の意味を持たせる「音喩」
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関連レトリック同時的音喩

同時的音喩 どうじてきおんゆ ——

  • 定義重要度2
  • 同時的音喩は、ことばの持つ「音」が同じだったり、似ていたりすることを利用したレトリックの総称です。

  • レトリックを深く知る

  • 深く知る1「同時的音喩」に含まれるレトリック
  • この「同時的音喩」は、つぎのように分類されます。
    • しゃれ:同音または類音で意味の違うことばを組み合わせるレトリック
    • 駄洒落:「掛詞」の原理を使って、無駄なことばを後ろにつけるレトリック
    • 地口:「ことわざ」などの一部をかえてパロディをつくるレトリック
    • 重義法:一つの表現から複数の意味が読みとれるレトリック
    • 打ち返し:ことわざの一部を差し換えて、論理をひっくりかえすレトリック
    • 語路合わせ:数字を覚えるときなどに、こじつけて言葉を当てはめるレトリック
    くわしくは、それぞれの項目を参照して下さい。
  • レトリックの呼び方
  • 呼び方5
  • 同時的音喩
  • 参考資料
  • ●『レトリック辞典』(野内良三/国書刊行会)
  • 「音喩」というカテゴリは、野内良三氏によって作られたものです。なので、こちらの本を読むのが早道です。『レトリック入門—修辞と論証—』(野内良三/世界思想社)も、あわせて読むといいと思います。