語路合わせ:数字を覚えるときなどの暗記法
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語路合わせ
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ごろあわせ
equivoque
ありす「ったって…」
若宮「知ってる電話番号
全部かけてみろ!
まず会社から——」
(略)
若宮「…次! 暗証番号で
よくやる「誕生日」!」
ケータイ「ブッブー」
ありす「あ…うちの電話とか」
ケータイ「違うよ」
若宮「こーなったらあれだ!!
『0 13 3(お父さん)』
ケータイ「バーカバーカ
キャハハハハ」
-『ありす19th』1巻54ページ(渡瀬悠宇/小学館 小コミフラワーコミックス)
語路合わせ
は、数字を覚えるときなどに、こじつけて言葉を当てはめるレトリックです。つまり、記憶しなければならない数字がある時に、数字それぞれのから連想される音を当てはめ、意味が読み取れる単語や文にして覚えやすくすることをいいます。
遊び心をもったフレーズをつくることができる
遊び心をもった、ユーモアあふれるフレーズをつくることができます。
:遊び心、遊び、遊ぶ、戯れる、遊戯、シャレ、ユーモア、冗句
実社会での暗記に役立つ
実社会で、暗記しなければならない数字を覚える。抽象的で記憶しにくい数字を覚える。それが、「語路合わせ」のポイントです。
:暗記、記憶、覚える、覚え、聞き覚え、そらんじる、実社会、世の中、世間、実用、有用、有益、便益、便利、利便、簡便、重宝、役立つ、使える、便ずる、利する、利用、活用、常用
もとのフレーズに似た音をもつことばを、当てはめる
「語路合わせ」を作る。そのためには、いままであった「成句」などのフレーズに似た音をもつことばを、その「成句」に当てはめる。こうして「語路合わせ」は作られます。
:類音、似る、似かよう、類する、近似
もとのことばに復元する
もとのことばに復元できる、ということが重要です。あくまで「暗記」のための手段に過ぎないのです。だから、記憶したいと思っていたものを思い出すことができなければ、失敗です。
:復元、戻る、戻す、直る、直す、取り直す、復する
引用は『ありす19th』3巻です。
主人公は、「ありす」。
「ありす」は、「心の闇」=「インナーハート」に入ることのできるという力をもっている。
で、今回は、「ありす」の父親が失踪してしまったという話。
「ありす」の父親は、出張だとウソをついて、失踪してしまう。そして実は「心の闇」=「インナーハート」にいるということがわかる。
そこで、同じく「インナーハート」に入ることのできる「若宮」と「フレイ」、合わせて3人で「インナーハート」に入っていく。つまり、「ありす」の父親の心の闇に入ろうというわけです。
「ありす」の父親の「心の闇」に入った後。
「ありす」は、父親の携帯電話にTELをしてみる。でも、通じない。それじゃあ、何でもいいから「ありす」の父親に関する数字をダイヤルしてみよう、というのが引用のシーン。
お父さんの勉めている会社からはじまって、だんだん関係のない数字をケータイに入れていく。
『0 10 3(お父さん)』
…無理があります。こんな細かいところを引用してしまう私(サイト運営者)にも、「語路合わせ」の例として無理があるのはわかります。ですが、とりあえず「0 10 3」で「お父さん」。
なお。
この後で、「ありす」は「お父さんにつながる電話番号」を見つけます。それがどんな番号だったのかは、『ありす19th』の3巻を読んでみてください。
「語路合わせ」の具体例
この「語路合わせ」は、歴史の年号を覚える時などに、よく使われます。有名なものでは、「平安京ができた「794年」を暗記するのに、「鳴くよ(794)うぐいす平安京」と覚える。」などがあります。[[b]]また、数学の分野でも「語路合わせ」が活躍します。「3の平方根にあたる「1.7320508…」を覚えるのに、「人並みにおごれや」と覚える。」。
このほかにも、「2の平方根」「5の平方根」を覚える「語呂合わせ」もあります
なお、「4の平方根」の「語路合わせ」ないのは、「4の平方根」が「±2」なので無理して覚えなくても簡単に記憶できるから、…って当たり前のことだけれども念のため。
ほかに日常生活では、「電話番号」の「語路合わせ」などがあります。
天気予報の電話番号は、「いい天気になれなれ」ということで「177」と覚える。
災害用伝言ダイヤルは、「居ない」ということで「171」と覚える。
もっとなじみ深いのは、テレホンショッピングの「電話番号」などかもしれません。宣伝効果のために、テレビCMなどでよく使われています。
「語路合わせ」という用語の書きかた
「語路合わせ」は、「語呂合わせ」とか「ゴロ合わせ」とか「ごろ合わせ」とか、書き方がいろいろあります。また、「語路」とか「語路法」という呼び方も見かけました。
厳密に言えば「路」の漢字を使うものが正しいものです。けれども、かたいことを言わなければ、どれでも内容は同じといえます。
日本語に「語路合わせ」が多い理由
なぜ日本語に、たくさんの語路合わせがあるのか。それは、1種類の数字に対して何通りの読み方があるからです。たとえば「1」の読みかたとしては、
1 イチ、ヒ、イ、ヒト、ワン
と、5とおりに読むことができます。なので、カンタンに「語呂合わせ」を作ることができるのです。
語路合わせ・語呂合わせ
語路法・語路
語呂法・略頌
『ことばの力を育む』(大津由紀雄・窪薗晴夫[共著]/慶應義塾大学出版社)
たくさんの具体例をあげながら、解説してあります。ていねいな説明してあるので、読みやすいかと思います。
『ことば遊びコレクション(講談社現代新書 808)』(織田正吉/講談社)
こちらは、平方根√や円周率πの覚え方を紹介してあります。
実際に「0103」に電話したら、どうなるか?
実際に「0103」(=お父さん)にTELすると、おそらく「国際電話」です。
最初の「010」は「国際電話」をかけていることになります。そして、それに続く番号は、3ケタの「国番号」です。そして300番台は「ヨーロッパ地方」が中心となっている番号です。というわけで、実際に「0103」に電話すると、「国際電話のダイヤル途中の番号」ということになると思われます。
実際に語呂合わせが作りたいときには
何ケタか長さがあって、覚えにくい。だけど、覚えておかなければならない数字というのは、どうしてもあります。
そこで、語路合わせを作ってみたいと思ったときに便利なソフトとして。
語呂合わせ作成プログラム
「ごろさく Ver1.00」
(フリーソフト/todome様 作成)
ダウンロード
http://www.vector.co.jp/soft/win95/amuse/se159209.html
というのを、オススメしておきます。
同じ数字から、とても多くの「語路合わせ」を作ることができます。とくに、作る「語路合わせ」のパターンを自分でアレンジできるのが、大きなメリットです。出来映えのよい「語路合わせ」に仕上げることができます。
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